生産者インタビュー

福島県福島市の久保郁夫さん
(株式会社フードプランニング)

えごま堂はえごま豚をここまで育て上げた生産者 株式会社フードプランニングの久保郁夫さんにインタビューしました!
フードプランニングさんはえごま豚のお肉の販売とともに、えごま豚が食べられる焼肉店も開業していてインタビューも焼肉屋さんで行われました♪

えごま豚誕生秘話「福島県が発祥の地」

株式会社フードプランニング 久保さんえごま豚は生後5ヶ月から、えさをえごまに変えた豚です。 えごま豚というものは当初どこにもありませんでした。畜産試験場の場長さんが
「地域の特産品として試作したえごま豚を販売してみないか・・・まだ販売実績はないが、」
と、同社に持ち込まれたのだそうです。 だから、えごま豚は福島県が発祥の地とのこと。

健康な餌を与えれば豚も元気だし、内蔵までおいしく、そしてヘルシーな豚肉ができる。しかし、過去の前例のないチャレンジだったため、生産が始まったときは手探りの状態でした。

例えば餌となるえごま。豚にえごまを与えるとき、すりつぶさなければなりませんが、すりつぶすと酸化が始まってしまいます。すりつぶすには鮮度とスピードが必要。そこで専用の機械を作りました。
「餌を作り置きができないのは大変だった。最初は試行錯誤の連続だった」
と久保さんは言います。

販売も苦労をしました。まだ誰も知らないえごま豚を福島県の特産品として広めるため、社長自らえごま豚のロースを持って試食販売に回ったそうです。

いまや幻の豚肉

その甲斐あって、生産も販売も順調に伸び、月50頭~60頭生産できるようになりました。久保さんは今でも最初の苦労を分かち合った生産農場を中心に取引をしています。もっともえごま豚を古くから扱う老舗の生産農場です。

株式会社フードプランニング 久保さんいまや生産農家も増えましたが、現在でも「えごま豚普及推進協議会」の認定農場と販売指定店でのみ扱える、とても貴重な豚です。
「えごま豚として出荷するには厳しい品質基準を満たす必要がある」
と久保さんは言います。

えごま豚と認定されるには、さらに肉質と脂のαリノレン酸含有量を測り、基準を満たしている必要があるからです。 また、流通も厳しい基準があります。生産農家ごとにナンバリングをし、生産ラインもえごま豚だけラインを切り、清掃を行い別ラインをたてます。えごま豚は低温で融ける脂のため、温度管理も神経をつかいます。

基準が厳しくて生産が追い付かない

えごま豚 お試し ばら肉 商品写真地元では「ヘルシーでうまい」えごま豚はすっかり有名になったのですが、全国での取扱いというと関西の高級食材を扱うスーパーに一部卸すのみ。
スーパーからは「もっと生産して」といわれるものの
「基準が厳しくて供給が追い付かないのですよ。」

と笑って答えてくれました。

認められた本物のおいしさ

エゴマ豚の豚しゃぶ 商品写真その甲斐あって、本物のえごま豚『うつくしまエゴマ豚』は、「肉といえばまず牛」という関西圏でも、高級食材を扱うスーパーマーケットで3年前から販売されており、とても好評。担当者からは「売れるからもっと持って来て」といわれるのだが、なかなか供給が追いつかないのだと久保さんは笑って答えてくれました。

 

お話を伺って・・・融ける肉質はえごま豚ならでは

えごま堂はぜひともえごま豚を焼肉屋さんで頂きたかったのですが、時間の都合で叶わず。
隣のデリカテッセンでお土産を買うことで我慢しました・・・。

焼肉屋さんではえごまで育った健康的な内蔵もいただけるとのこと。次回はぜひ焼肉までチャレンジをちかったのでした。 お土産のバラ肉で早速しゃぶしゃぶ。久保さんお勧めの塩をひと振りして食べると・・・
スイカに塩を振るように甘さが引き立ち、ポン酢にはない豊かな豚肉と脂肪の旨みが口いっぱいに広がりました。
あ~焼肉、残念。