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Update|2017.06.26

Google アナリティクス 成果につなげるための「3つの分析軸」

Google アナリティクスでのレポートを作る際、ページビュー数やセッション数などサイトへの流入ボリュームのみをレポートしていませんか? または、コンバージョン数やコンバージョン率だけに着目していませんか?

サイトへの流入が増えていても、ユーザーが「回遊(サイト上での行動)」していないウェブサイトをよく見かけます。
ユーザーがよく回遊していても、日を跨いでの分析ができていないウェブサイトをよく見かけます。

Google アナリティクスの分析では、こうした課題に対して取らなければいけない「サイト改善の理由」を導き出す必要があります。今回は、そのための基礎となるGoogle アナリティクスでの分析で着目いただきたい3つの分析軸について解説いたします。
 
 

Google アナリティクス 3つの分析軸

ウェブサイトの分析では「集客」「回遊」「リピート」と大きく3つの軸に着目しましょう。

3つの軸でウェブサイトが最適化されていないとビジネスの成果につながりません。

3つの分析軸について

・集客分析: ユーザーがどれだけ・どの販路からサイトに訪れているかを分析
・回遊分析: ユーザーがサイト上で(ユーザーにとって)目的の行動を取っているのかを分析
・リピート分析: 一度訪問したユーザーがサイトに戻ってきているかどうかを分析
 
 
重要なのは3つの分析軸の組み合わせです。
ときには、それぞれ分けて考えたり、組み合わせてデータを見たりすることが重要です。
 
 

集客分析とは

集客分析ではターゲットユーザーがサイトにきちんと訪れているかを確認します。
サイトへの流入ボリュームも重要ですが、もっと重要なのはターゲットユーザーがどれだけサイトに来ているかです。

どういったユーザーをサイトに誘導しているかで、コンバージョン率が変わってきますので、できるだけ多くのデータを集めて検証をしましょう。

集客分析のGoogle アナリティクスでの分析例

・「デフォルトチャネルグループ」レポートでの分析(「Organic(自然検索)」、「Social(ソーシャルメディア)」など参照元の大分類ごとに分析)
・「参照元」レポートでの分析(各ドメインからの流入を分析)
・「完全なリファラー」ディメンションの活用(各外部ページからの流入を分析)
・「キーワード」ディメンションでの分析(Google アナリティクス上で取得できている自然検索キーワード)
・検索キーワードとクリック数の分析 (Search Analytics for Sheetsの活用。Google アナリティクスだけではわからない、ランディングページと自然検索キーワードの組み合わせがある程度わかります。)
・「Paid Search(リスティング広告)」のキーワード分析 など

 
 

回遊分析とは

回遊分析ではユーザーのサイト上での動きを把握します。
回遊分析についてもっとも重要なことはマーケターである我々がユーザーにとってほしい行動を決定し、定義し、実装し、それを(ひとつの手段としての)Google アナリティクスで計測することです。

ターゲットユーザーにとってほしい行動(かつ、ターゲットユーザーが取りたいと思っている行動)をまずは定義することが重要です。非常に多いのがユーザーにとってほしい行動を決めずに各ページや各シナリオのデータを分析しているケースです。

traffic

計測の仕掛けや、コンテンツの位置づけを決めておかないと、分析の意味はほぼ無いといっても良いでしょう。

また、Google アナリティクスでは数値を分析するのですが、特に回遊分析では「質的な指標」に着目しましょう。
質的な指標とは、ユーザーの回遊の状況を定量データで表したものです。

質的な指標の例

・直帰率
・離脱率
・ページ滞在時間 など
 

回遊分析のGoogle アナリティクスでの分析例

回遊分析の項目となる例をご紹介します。
・各ページの直帰率 (参照元とあわせて確認し、ユーザーとランディングページの相性を把握)
・各ページの離脱率 (ユーザーを逃がしてしまっているページは無いかを確認)
・コンバージョンをしたユーザーがよく読んでいるブログ記事
 
 

リピート分析とは

リピート分析(セッションをまたいだ)の視点も必要です。

特に、メルマガやウェブ広告の効果を把握する場合は同一セッション内でユーザーの目的が完結するとは限りません。
ブログなどもユーザーが読んだ日にコンバージョンするとも限りません。

有料広告や、注力コンテンツに接点のあるユーザーが後日コンバージョンしていないかを調べるようにしましょう。
Google アナリティクスはブラウザ毎に付与されるCookieベースでユーザーを分析(ユーザースコープでの分析)するため、セッションをまたいだ分析をすることが可能です。

リピート分析のGoogle アナリティクスでの分析例

・「コンバージョンを達成したユーザー」システムセグメントを使用する
・「ユーザー」スコープのカスタムセグメントを使用する
・「ユーザー」スコープのディメンションを活用する
・「ユーザー」スコープのカスタムディメンションを活用する
 
 

まとめ

Google アナリティクスでの分析では「集客」「回遊」「リピート」の3点に着目して分析をしましょう。その際、単独での最適化と組み合わせての最適化をするようにしましょう。
 
 

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ブログ執筆

永井 隆 (株式会社KAN 所属)

永井 隆

Webサイトのデータ活用で経営ビジョンの達成をご支援!国外企業でのコンサルティング経験から、グルーバルな視野で各部門や国境を超えたWeb活用を実現します!

 

研修/講演実績

  • Google アナリティクス研修 (大手人材派遣、大手印刷会社、大手メディア運営会社/ 日本)
  • Google アナリティクス研修 (国立Singapore Management University/ シンガポール)
  • 「アクセス解析トレーニング」 (Web制作会社/フィリピン)
  • 「アクセス解析が事業にもたらすもの」 (タイ)  など

 

執筆

  • 「Google アナリティクス 3種類の導線分析方法」(KANブログ)
     ※GAフォーラム掲載
  • 「Google アナリティクス 計測しやすいペルソナの設計」(KANブログ)
  • アクセス解析の研修テキスト英訳 など
  •  

    保有資格

    • GAIQ Google アナリティクス個人資格 (グーグル株式会社)
    • Certified Web Analyst(米国 Digital Analytics Association)※日本人で3人目の取得
    • TOEIC 890点 (一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)

     
     

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