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Update|2018.05.01

「離脱率」とは?~間違えやすいGoogle アナリティクス用語

離脱率とは「そのページで閲覧を終えたセッションの割合」です。
言葉でいうとなんとなく理解できると思うのですが、この「離脱」は大変誤解の多い数値なので改めて定義をしていきます。

そもそも「離脱」とは何で、どういった数値なのでしょうか?
 

もくじ ~ 「離脱率」とは?

  1. 「離脱」とは
  2. 「離脱率」とは
  3. 離脱率の用法
  4. 離脱率の注意点

 

1.「離脱」とは

まず離脱率の前に離脱数について解説をしていきます。
「離脱」数とは「そのページで閲覧を終えた数」です。
離脱には2つの要素が存在します。
この「要素が2つ存在する」という点が離脱をわかりにくくしているようです。

図を見てみましょう。

離脱数には①と②の2つの要素があり、離脱数はそれらを合計したものです。
離脱にはこの2つの要素が含まれていることをしっかりと理解しましょう。
 

2.「離脱率」とは

続いて、「離脱率」について説明します。
離脱率は「特定のページがどれくらいユーザーを逃しやすいか」を数値化するものです。


特定のページを評価するための指標なので計算式の分母が「ページビュー数」である点に注意してください。
 

3.離脱率の用法

離脱率はどのページがユーザーを逃しやすいかを判断するための数値です。
離脱率の使用方法は各ページごとに比較するのが基本になります。
アクセス解析では、自社サイト内で評価基準を設けながら分析を進めていく必要がございます。
(サイト毎にサイト構成やターゲットが異なるため共通の「基準値」のようなものは存在しません。)

特に、「サクセスイベント」を評価するページでの離脱率が高くなっていないかを確認してください。
「サクセスイベント」とは、商品カテゴリ確認、商品詳細確認やフォーム入力など、コンバージョンの手前で発生するユーザーアクションのことです。今回とは直接関係ありませんが、アクセス解析ではいかにこのサクセスイベントを定義するかが分析の効率に圧倒的に影響します。なぜなら、コンバージョンの手前に発生するサクセスイベントの計測によりサイトの課題感が明らかになることが多いからです。

例えば、商談につながるお問い合わせがサイトのゴールのサイトがあったとします。商品詳細ページの閲覧が重要なユーザーアクション(サクセスイベント)だとします。商品詳細Aページ(離脱率80%)と商品詳細ページB(離脱率40%)を比較した際に、商品詳細ページAには何らかの課題があると考えられます。

このように離脱率活用の際には、必ずサクセスイベントを決定して他のページと比較しながら見ていきましょう。

 

4.離脱率の注意点

離脱率には注意点があります。
下記の図を見ましょう。

①に関する課題と②に関する課題の切り分けが、離脱率単体ではできないのです。
この場合には、一度エクセルなどにデータを出力して再計算する方法と、Google アナリティクスの「計算指標」機能で数値を作り出して算出する方法などがあります。

今回は、それらの方法については紹介しませんが離脱率を考える時には必ずどちらの問題なのかを意識されると良いでしょう。

 

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ブログ執筆

永井 隆 (株式会社KAN 所属)

永井 隆

Webサイトのデータ活用で経営ビジョンの達成をご支援!国外企業でのコンサルティング経験から、グルーバルな視野で各部門や国境を超えたWeb活用を実現します!

 

研修/講演実績

  • Google アナリティクス研修 (大手人材派遣、大手印刷会社、大手メディア運営会社/ 日本)
  • Google アナリティクス研修 (国立Singapore Management University/ シンガポール)
  • 「アクセス解析トレーニング」 (Web制作会社/フィリピン)
  • 「アクセス解析が事業にもたらすもの」 (タイ)  など

 

執筆

  • 「Google アナリティクス 3種類の導線分析方法」(KANブログ)
     ※GAフォーラム掲載
  • 「Google アナリティクス 計測しやすいペルソナの設計」(KANブログ)
  • アクセス解析の研修テキスト英訳 など
  •  

    保有資格

    • GAIQ Google アナリティクス個人資格 (グーグル株式会社)
    • Certified Web Analyst(米国 Digital Analytics Association)※日本人で3人目の取得
    • TOEIC 890点 (一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)

     

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