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Update|2016.08.19

ひとりに絞らない「ペルソナ」~WEB同線設計への重要性

WEB戦略において「ペルソナ」の設定は非常に重要ですが、
ペルソナの設定に関してわが国では定まった方法が無いように思います。
 
このブログでは、アメリカでの書籍やデジタルマーケティングの教育カリキュラムを参考に
ペルソナ設定のために必要なことについて書いていきます。
 
最初に言っておきましょう。
ペルソナとはユーザーのプロフィールを深くまで掘り下げることではありません。
buyers persona

1. ペルソナは「ユーザーの考え方」のこと

「ペルソナ」について、定義はいろいろありますが、
筆者は下記MarkeZinの定義が良いと考えます。
 
「ペルソナとは『35歳、男性、既婚、東京在住』など、
あるセグメントにおける代表的な特徴を合わせ持った架空のユーザー。
その人物に向けたアプローチ」

https://markezine.jp/word/detail/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%8A
「代表的な特徴」というのがポイントで、一般的にやりがちな
「ユーザーの年齢、住んでいる場所、生活情報などをできるだけ出していく」
ということとペルソナ手法は異なります。
 
アメリカのデジタル・アナリティクス・アソシエーションでも、
ユーザーの「考え方」をみつけてWEB上での同線設計をしていくという観点でペルソナに関する教育を行っています。
 
ペルソナとは、ユーザーのプロフィール情報ではなく、
ユーザーの「考え方」を把握して、マーケティングに活かしていく手法
なのです。
(参考サイト(英語): https://landerapp.com/blog/customer-personas-101-the-humanistic-persona/)
 
 

2.把握すべき5視点

ここまでの内容で、ペルソナではユーザーの「考え方」を見つけていくことが重要ということがわかりました。
では、どのような「考え方」を見つけていくのが良いのでしょうか。
 
書籍「Buyer Personas」の著者Adele氏によると、
ペルソナ手法によって見つけるべきユーザーの「考え方」は下記の5つです。
①サービスを購入する条件(どうなったらサービスを購入するか)
②サービスに期待していること
③心配事(サービスを購入しないとしたら何が理由になりうるか)
④購買の判断を左右する背景(「ユーザーはどういった環境で情報収集しているのか」など)
⑤比較の基準(他社と比較する際に気にするポイント)
(参考サイト(英語):http://www.buyerpersona.com/what-is-a-buyer-persona)
 
これらを把握することで、マーケティングに必要な情報を探し出すことができます。
皆さんもアクセス解析の情報を見る際に上記の5点に気を付けてデータを見ることで
ユーザーの考え方がみえてくるはずです。
 
Adele氏は書籍の中で、インタビューによってペルソナ設定をする手法が紹介していますが、
それらについては、また次の機会に紹介いたします。
 
 

3. ペルソナ理論の扱いには注意

最後に、ペルソナを扱う際の注意点についてお話します。
 
ペルソナは決して万能なわけではなく、ユーザーが購買の判断をするまでの時間が短い製品
(ペットボトル飲料や、定額の商品)を対象とした利用には向いていません。

中・長期的に検討をして購入をするような製品・サービスでの利用が向いています。
購買の意思決定に時間を要しない製品の場合、
衝動的に製品が買われることもあるためユーザーの考え方を分析するすきがありません。
 
また、一部、インターネット上でよく見られるような性格診断とペルソナ理論が
あたかも同じ理論の上で成り立っているように扱うケースもよく見られますが、
同じものではないケースが多いようです。各理論の取り扱いには注意が必要です。
 
 

4. まとめ

本日はペルソナについてお話ししました。
皆さんもぜひ、ユーザーの「考え方」をみつけ、マーケティングに活かすという視点で
ペルソナに取り組んでくださいね。
 
 

5.ペルソナについて学ぶなら「WEB解析GO」に参加!

弊社のWEB解析コミュニティ「WEB解析GO!」では、
WEB解析に関する勉強会や講座の情報をDoorKeeperで紹介しております。
今回ご紹介したペルソナについてのテーマも時々扱っていますので、
ご興味のある方は是非登録をお願いいたします。(メンバー登録・退会 自由)
 
 
KANのDoorKeeperページを見に行く:https://kan-net.doorkeeper.jp/
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
講師 / 海外トレンド担当 / デジタルアナリティクスアソシエーション認定ウェブアナリスト

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