みやすい解析 バージョンアップ情報
キャンペーン効果分析機能を追加
2013-06-02
この度、「みやすい解析」の広告効果測定機能において、Google Analyticsにて規定されているカスタムキャンペーンの設定を「みやすい解析」に取り込み、あらゆる角度から分析可能な「キャンペーン効果分析」機能を追加しました。
さらに、この機能では、特定のキャンペーンパラメータにおける、ユーザ毎の詳細なサイト内遷移を分析することも可能です。
さらに、この機能では、特定のキャンペーンパラメータにおける、ユーザ毎の詳細なサイト内遷移を分析することも可能です。
概要
Google Analyticsでは、どのような種別の広告から、どのような広告媒体から、といった広告に関する情報をリンク先のURLに付与することで、キャンペーン効果を測定する機能があります。
例えば、メールマガジンに掲載したリンクをクリックしてサイトに入ってきたような場合、メールソフト中に表示されているURLを直接クリックして閲覧するなどすると、参照元が取得できないため、メールマガジンのキャンペーン効果を正確に測ることができません。
そこで、Google Analyticsでは、予め規定されているパラメータ(カスタムキャンペーンパラメータ)を、下記のようにランディングページに付与することで、キャンペーン効果を計測することが可能です。
(例)
http://example.com/index.html?utm_campaign=new_function&utm_source=mailmagazine&utm_medium=cpc
今回の「みやすい解析」の機能強化では、このカスタムキャンペーンパラメータを取り込み、キャンペーン効果をあらゆる角度から分析することが可能となりました。
Google Analyticsで規定されている、
キャンペーン(utm_campaign)
ソース(utm_source)
メディア(utm_medium)
コンテンツ(utm_content)
キーワード(utm_term)
の5つパラメータを分析し、かつ、これらのパラメータに関連するサイト内遷移の様子を、ユーザ毎に分析可能となりました。
なお、カスタムキャンペーンパラメータに関する詳細な情報は、Google Analyticsのヘルプなどをご参照して頂きますようお願いします。
カスタムキャンペーンパラメータの分析
Google Analyticsで、Yahoo!プロモーション広告のリスティング効果を測定するようなケースにおいて、このカスタムキャンペーンパラメータを活用することがあります。
既に入稿したURLに、このカスタムキャンペーンパラメータが付与されている場合、「みやすい解析」では何も設定することなく、カスタムキャンペーンパラメータの分析を行うことができます。
カスタムカスタムキャンペーンパラメータの分析画面は以下のような画面となっており、必要としているパラメータを選択して頂くことにより、任意のパラメータ毎の、クリック数、ユニークアクセス数、直帰率及びコンバージョン数を分析することが可能です。
(例1)キャンペーン名とソースで分析した場合
(例2)メディアのみで分析した場合
ユーザ分析
カスタムキャンペーンパラメータの分析画面にある「アクセス一覧」ボタンを押すことにより、選択されたパラメータに関連するアクセス一覧画面が表示されます。
この画面において、いつ、どのようなキーワードで、どの検索エンジンより、当該キャンペーン経由で
流入したのかを分析することができます。
また、この画面よりさらに、当該アクセスにおけるユーザのサイト内遷移をセッション毎に分析することが可能です。
このように、特定のキャンペーンにおける効果測定と、そのキャンペーンにおけるユーザ毎のサイト内遷移の様子を分析可能なため、キャンペーンごとの訪問ユーザにおける興味の対象や、コンバージョンに至る過程における問題点の発見を行なって頂くことが可能となります。