Microsoft Teams とZoomの比較について
Teams と Zoom の比較

一般的に良く知られている Zoom と Microsoft Teams ですが、それぞれ特徴があります。
今回は「Microsoft Teams とは? Zoom との比較について」と題して、 Teams と Zoom の比較を行っていきます。
オンライン会議以外に Teams で出来ることについては、専用のページを作成いたしましたので、こちらも合わせてご覧下さい。
◎Microsoft Teams とは?何ができるのかを知ろう!
オンライン会議以外に Teams で出来ることについては、専用のページを作成いたしましたので、こちらも合わせてご覧下さい。
◎Microsoft Teams とは?何ができるのかを知ろう!
Zoomとは
まず Zoom とは、 Zoom 社が提供するオンライン会議ツールとなります。
離れた場所にいる人同士で、映像と音声を使ってコミュニケーションを取ることができ、 Windows や MacOS 、 iOS 、 Android など様々な OS に対応しています。
また、最大で1000名まで参加可能なオンライン会議や、画面の共有機能を有しており、ビジネスの場でも問題なく利用できる高性能なオンライン会議ツールとなっています。
※無償版では会議の時間は40分まで、ユーザー管理ができないなどの制限があります。
Teams とは
次に Teams ですが、こちらは Microsoft 社が提供するコラボレーションプラットフォームとなります。
Windows や MacOS 、 iOS 、 Android など様々な OS に対応し、 Zoom のようなオンライン会議はもちろん、 Teams 単体でチャットやファイルの管理ができます。
Windows や MacOS 、 iOS 、 Android など様々な OS に対応し、 Zoom のようなオンライン会議はもちろん、 Teams 単体でチャットやファイルの管理ができます。
特にオンライン会議中に、同じ Microsoft 365 の Microsoft Word などのドキュメントの共同編集ができるようになっているので、参加者同士でファイルの更新を行うなど、Microsoft 365を使用した業務効率化をはじめ、様々な活用方法があります。
また、 Microsoft 365 が利用できれば、 Teams 用に特別なライセンスを取得する必要がないのも嬉しいポイント。主に以下のプランにて Microsoft 365 を利用している場合は、既に Teams がプランに含まれていますので、追加料金なしですぐに使い始めることができます。
また、 Microsoft 365 が利用できれば、 Teams 用に特別なライセンスを取得する必要がないのも嬉しいポイント。主に以下のプランにて Microsoft 365 を利用している場合は、既に Teams がプランに含まれていますので、追加料金なしですぐに使い始めることができます。
- Microsoft 365 Business Essentials
- Microsoft 365 Business Premium
- Microsoft 365 E1
- Microsoft 365 E3
- Microsoft 365 E5
Zoomと Teamsの比較
オンライン会議システムとして、 Zoom と Teams は比較されることが多い製品ですが、オンライン会議やチャットの機能については、どちらの製品も優秀で、どちらが優れているとは一概に言えません。
機能
| Teams
| ZOOM
|
オンライン会議
| 〇
| 〇
|
オンライン会議の録画
| 〇 ※有償版のみ
| 〇 ※有償版のみ
|
オンライン会議の参加人数
| 250人
| 100人
|
オンライン会議で顔を同時表示できる人数
| 9人
| 49人
|
オンライン会議でのチャット
| 〇
| 〇
|
オンライン会議に外部ユーザーを招待する
| 〇
| 〇
|
オンライン会議での画面・文書共有
| 〇
| 〇
|
オンライン会議での挙手
| 〇
| 〇
|
オンライン会議での背景ぼかし機能
| 〇
| 〇
|
オンライン会議でのバーチャル背景
| 〇
| 〇
PowerPointも仮想背景に 利用できる
|
オンライン会議の最大参加人数
| 250人
| 100~1000人
|
オンライン会議で相手のパソコンを操作
| 〇
| 〇
|
オンライン会議で資料の共同編集
| 〇
| 〇
|
オンライン会議で顔などにフィルターをかける
| 追加予定
| 〇
|
オンライン会議で明るさの調整
| 追加予定
| 〇
|
Slackとの連携
| 〇
| 〇
|
Boxとの連携
| 〇
| 〇
|
そのため、オンライン会議を開催する場合は、相手企業側のセキュリティポリシーに合わせて、 Teams と Zoom を使い分けていくと良いでしょう。
Teams を使うメリット
このように Teams は Zoom と同等のオンライン会議を開催することが可能ですが、 Teams が真価を発揮するのは、チームとしてプロジェクトを進める時です。
Microsoft 365 でのチーム コラボレーションのハブとして開発されているため、 Teams 内ではオンライン会議の他、他の Microsoft Word や Microsoft Excel など Microsoft 365 ファイルの編集が可能です。
共同編集のほかに、チームごとにファイルを管理したり、強力な検索機能を使ってファイルの中身を検索したり、作成した人でフィルターを掛けることが可能です。
また、 Teams はパソコンの他、スマートフォン用のアプリも用意されており、外出先で簡易的にファイルの内容を変更することも可能です。

そのため、プロジェクトによっては最初の顔合わせは Zoom で行い、プロジェクトが動き出した後のやり取りは Teams で行うという方法もあります。
このようにオンライン会議以外にも様々な機能が利用できて便利な Teams ですが、実際にプロジェクトを進めていくと、コミュニケーション方法や社員のITリテラシーのばらつきによって、思うようにプロジェクトを進められないなど、新たな課題に直面している企業も増えています。
そこでKANでは、 Microsoft Teams を活用し、アフターコロナに向けたビジネススキルを習得できるオンライン研修「ビジネスベーシックスタジオ-仕事のキホン-」を開講。
この研修では、 Teams の機能を学ぶだけでなく、アフターコロナのテレワークにおけるコミュニケーションや営業の「コツ」から、会議の「進め方」、「ファシリテーション」まで、幅広く学べるプログラムをご用意しています。
Teams を使った仕事の進め方にお悩みの方は、是非、ご検討ください。
