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Office 365 日記

Teams会議、あなたの見ているその人は、本当にカメラの前に座っていますか?

2020-09-28
カテゴリ:Office 365,Microsoft Teams
今回は、ちょっと変わったテクニックというか、裏技のお話です。
実は社内では、夏前くらいに試していた小ネタなのですが…オンライン会議や授業が世界の主流として定着してきましたので、あえてご紹介してみようと思いました。

さて、突然ですが問題です。
下の図①ですが、画面には3名の参加者映像が映っています。ここで何か違和感を覚えた方はいるでしょうか?
図①
実は右下の青い服の女性は、実際にはこの会議の画面に映っていません。見えている映像は、実は単なる背景画像なのです。
 
いったいどういうことでしょうか?
 
では次の図②をご覧ください。先ほどと同じ女性が、同じポーズで映っています。
しかし彼女が体をちょっとずらすと…背後にもうもうひとり同じ人物が!!
図②
?????
実は、同じ服装とポーズで写した写真を背景画像としてセットしているのです。
この状態でカメラレンズをシールや指で塞ぐと、会議の相手画面には背景画像だけが映り、図①のような状態になります。
カメラレンズを塞いでいたものを外すと、図②の状態になるわけです。
 
つまりこういった裏技を使えば、実際には会議に参加していなくても、あたかも参加しているように見せることができるということです。
一見カメラONに見えて、実際には席を外したり、他の誰かがその場にいてもわからない可能性があります。
 
仕事の会議の場でこういった不正をする意味はあまりないかもしれませんが、例えば最近は、密を避けるために学校の授業や資格試験などもオンライン化されています。
特に試験の際には、カンニングや替え玉などの不正を防ぐために、カメラをオンにして試験官が監視するという方法も取られます。
 
しかし背景にこのような画像を設定したり、あるいはTeamsにはまだない機能ですが、動画も設定できるzoomのような会議システムを使っている場合には、画面をキーの間に視線を移動させながら何か操作をしている様子を映した動画を設定しておけば、容易に不正ができてしまう可能性があるのです。
 
こういった不正を防ぐために、今後はカメラに赤外線センサーや温度センサーをつけるなどの対策も必要になってくると思います。
しかしそれでも、替え玉などを避けるのはなかなか難しいかもしれません。
 
センサーを使いシステム的にチェックを行うことに加え、例えば試験官が一定タイミングで一斉に受験者に挙手などのアクションをさせるなど、「その場に実際にいる」ことを確認するための様々な工夫が求められ、そして不正をする側は、更に対抗するための手段を生み出してくるでしょう。
 
一見不毛なイタチごっこのようにも思えますが、こうやって技術は進歩していくわけですね。
背後霊ごっこ(笑)
もちろんKANの中では、不正に使ったりはしていませんよ。
「今日ちょっと作業しながら会議出てるんで、画像は背後霊にしておくねー」なんて宣言した上で、楽みながら使っています。

執筆者:
三輪 綾子

働き方改革に向けたツールの利活用など、企業向けコンサル研修講師を主に担当。
過去には会計ソフトや海外金融機関ネットバンキングの使い方、海外投資のノウハウ、就職活動対策など、様々なセミナー、研修を経験。
 
 
 


従来型の「講義中心の研修」や「録画された動画をeラーニングとして視聴する」というスタイルではなく、講師と双方向にやり取りをすることで、 Teams の使い方やコミュニケーションの取り方を実践的に学ぶことができます。

 
 
 
 
 
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