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Microsoft 365 日記

Microsoft Teams ブレークアウトルーム ~[戻る]ボタンを探せ~

2021-01-28
カテゴリ:Microsoft 365,Microsoft Teams
立春も過ぎて暦の上では春到来です!ですが、まだまだ寒い日が続きますね。本格的な春が訪れるのを待つ日々です。
 
さて、Microsoft Teamsにブレークアウトルームが登場してはや2ヶ月が経とうとしています。
みなさん、会議などで活用していますか? KANでも(とっても好評いただいている)Teamsのオンラインセミナーでブレークアウトルームを使用しているのですが、先日セミナーで使用したときに、ある変化に気づきました。

ブレークアウトルームで行った前のルームに[戻る]ボタンがない・・・。その前に行ったセミナーの時は[戻る]ボタンがあったのに・・・ いったいどこに行ったのか!!!

ブレークアウトルームから戻れなくなったの?
ブレークアウトルームに割り振られたら開催者が強制的に戻す以外に方法はないの?

いえいえ、ブレークアウトルームから戻れなくなったわけではありません。今回のアップデードでルームの[戻る]ボタンは、デフォルトでオフになる設定になったようです。

会議の開催者がブレークアウトルームを作成する際に、[戻る]ボタンを表示設定をオンにすれば、今まで通り各ルームで[戻る]ボタンが表示されます。

うっかり[戻る]ボタンを押してしまって、ワーク中やチームのディスカッション中にメインルームに戻ってしまうことを防ぐこともできますね。
※一度戻ってしまうと開催者が改めて割り振るまでルームに戻れません。
■どこから設定をオンにするの?
[戻る]ボタンをオンにする設定は以下の様になります。
 
 ①[ブレークアウトルーム]ボタンをクリックします。
 ②[・・・](その他のオプション)をクリックします。
 ③[会議室の設定]をクリックします。 → 【画像(ブレークアウト①)】
 ④[参加者はメインの会議に戻ることができます]をオンにします。 → 【画像(ブレークアウトルーム②)】
 
設定はこれだけでOKです。

ただし、ブレークアウトルームに割り当てた後で、[戻る]ボタンの表示設定はできないので注意してくださいね。
 
会議の退出ボタンはブレークアウトルームに表示されたままですので、間違えて会議自体を退出してしまわないように、[戻る]ボタンをオフにしている場合は、会議に参加している方に注意をする必要がありそうです。
 
[戻る]ボタンのオン/オフの表示設定が可能になったことで、ブレークアウトルームの用途によって使い分けができるようになりましたね!
まだまだMicrosoft Teamsの進化は止まりそうにありません!
ブレークアウトルーム 設定1
【画像:ブレークアウトルーム ①】
ブレークアウトルーム 設定2
【画像:ブレークアウトルーム ②】

執筆者:田口 悠一郎

働き方改革に向けたツールの利活用など、企業向けコンサル研修講師を主に担当。
 
 
 


従来型の「講義中心の研修」や「録画された動画をeラーニングとして視聴する」というスタイルではなく、講師と双方向にやり取りをすることで、 Teams の使い方やコミュニケーションの取り方を実践的に学ぶことができます。

 
 
 
 
 
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